EVENTS
【幻の技法「Pique ピクウェ」展】2020年3月13日(金)〜15日(日)
【開催日時】2020年3月13日(金)〜15日(日)10:00〜19:00
「ピクウェ」は、ヨーロッパで100年前に製造技法が途絶えて以降、再現不可能な幻の技法と呼ばれてきました。美術館やアンティークジュエリーの市場でしか見ることのできなかった幻の宝飾品「ピクウェ」を、1983年、塩島敏彦氏が100年の空白から再現させることに成功。
塩島敏彦氏によって再現されたピクウェは、べっ甲や蝶貝などの有機質に、純金、純プラチナなどの無機質を嵌め込む特殊象嵌の技法を用いています。現在この技法を行える作家は、世界でもほとんどいません。
独自の技術開発でつくりあげた、小さく繊細な金属パーツを、精度100分の2ミリといわれる特殊象嵌の技法で作りあげる塩島敏彦氏のピクウェは、完成度においてもまたデザインの斬新さにおいても、当時のピクウェを凌ぐものといえます。
エノモトでも非常に人気の高い作家 塩島敏彦氏、3年ぶりに待望の個展開催。
今こそ手に入れたい、100年先まで愛せるジュエリー。お見逃しなく!
塩島 敏彦 Toshihiko Shiojima プロフィール
象嵌作家であり父でもある、塩島東峰のもとで修行し、象嵌技術を取得後渡英。1983年、それまで
美術館やアンティークジュエリーの市場でしか見ることのできなかった、ヨーロッパで途絶えた幻の宝飾品「ピクウェ」を、100年の空白から再現させることに成功。
その後、現代では制作が難しいとされていた「アイボリーカーヴィング」、アール・ヌーヴォー期のガラス工芸「パート・ド・ヴェール」などの技法に挑戦し、見事再現。
常に素材、デザイン、技術のバランスのとれた宝飾品を世に送り出す同氏は当店でも非常に人気の高い作家です。3年ぶりに待望の個展開催。
2020/03/06